システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

カンヌライオンズに見る世界の広告2016

デザインとは本来、 何を発信するべきか?

今年、日本が唯一グランプリを獲得したのがパナソニック「Life is erectric」。受賞者の2人は、今年の電通セミナーのひとつの企画にも携わっている。

グランプリを受賞した「Life is erectric」の映像。さまざまな運動によってつくられた電気で、21 本のニッケル水素充電池「エネループ」を充電する様子がチャーミングに描かれている。

ブランドとエージェンシーが共に取り組んだ

ホイールの中で走り続けるハムスター、ポンポンを振るチアガール、楽しいデートのスワンボート…。一見、何の関係もなく見える、それぞれの動きから“あるもの”が生まれている。それは「電気」である。パナソニックが2014 年にスタートした「Life is electric」は、普段目に見えない電気の存在を可視化し、その大切さにスポットを当てるプロジェクト。その試みとして、充電池「eneloop(エネループ)」に、生活の中のさまざまな方法で起こした電気を1本ずつ充電し、異なる21本のエネループをつくりあげた。そのパッケージ、ブック、映像を含めたプロジェクトが今年4月にお披露目された。そして今回、同プロジェクトがカンヌライオンズ デザイン部門のグランプリを受賞したのである。

このプロジェクトは、海外におけるパナソニックブランドのイメージ確立とコミュニケーションを目的としてスタートした。その施策を進める中 …

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事をシェア

この記事が含まれる特集

カンヌライオンズに見る世界の広告2016

今年、63回目を迎えたカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル。 ライオンズエンターテインメント、そしてデジタルクラフト部門を創設し、その領域はますます広がっている。 そんな今年のカンヌライオンズにはある兆しを見ることができた。

記事一覧

MEET US ON