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「獺祭」初の大規模広告ブランド表現をどう考えた?

公開日:2025年4月28日

1948年創業の旭酒造が展開する、日本酒ブランド「獺祭」。2025年2月、伊勢丹新宿店本館1階のポップアップスペース「ザ・ステージ」で、ポップアップストアを開催した。それに付随して、新宿駅周辺で、同社初の大規模な広告展開を実施。ブランド表現を模索しながら、海外展開への準備を進めている。

2025年2月に伊勢丹新宿店本館1階のポップアップスペース「ザ・ステージ」で開催された「獺祭」のポップアップストア。期間中、約1億5000万円の売上を達成した。

「獺祭にしかできない表現を」

2025年2月、伊勢丹新宿店本館1階のポップアップスペース「ザ・ステージ」で、「獺祭」のポップアップストアが開催された。「挑戦」をテーマに、人類で初めて宇宙空間で醸造予定の「獺祭MOON-宇宙醸造」(1本限定、100ml/1.1億円)を予約販売したほか、「獺祭 Beyond the Beyond 2024マグナムボトル」(2300ml/418万円)、アメリカ産の山田錦を用いて旭酒造のニューヨークの醸造所でつくった「DASSAI BLUE Beyond-the First Step」(720ml/13万2000円、以上税込)などの特別商品を販売。それに合わせて、JR新宿駅の45メートルのサイネージやショーウインドウなどで広告を展開した。同社が大規模な広告展開をするのは、創業以来今回が初の試みだ。

この企画のはじまりは、獺祭を醸造・販売する旭酒造に対して伊勢丹からポップアップストア...

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