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広告再考2025 クリエイターと考える「効く」表現と手法

向き合うべきは「自分とスマホ」縦型動画の潮流を紐解く

  • 明石ガクト、眞鍋海里

昨今、広告クリエイティブの文脈においても多様な手法や表現が生まれつつある縦型動画。『ブレーン』主催のオンライン動画アワード第12回「BOVA」でも「縦型動画部門」が新設された。縦型動画制作にあたり、押さえておくべき考え方や潮流は。審査員を務める明石ガクトさん、眞鍋海里さんに話を聞いた。

縦型動画=スマホで見る動画

明石:僕は前回(第11回)のBOVAで初めて最終審査員を務めましたが、率直な印象として、クリエイターの「こういう映像を撮ってみたい」という欲求やエネルギーが流れ込んでいて、自己表現としては秀でていても、実際の広告の現場で機能させるためのコミュニケーションとはやや乖離している印象を受けました。今回新設する「縦型動画部門」はその受け皿になり得そうな感じがしています。

眞鍋:「縦型動画」といっても縦型の駅サイネージなどいろいろありますが、ここでは「スマホで見る前提の動画」ということですよね。つまり「縦型」というのは画角を指定しているだけでなく、受け手がスマホを見ている環境において、どんな新しいチャレンジができるか?を競う部門と考えています。

明石:まさにそうですね。若年層が今一番長時間見ているスクリーンがスマートフォンで、そこで見るものがSNSであり、縦型動画である、という。スマホで、SNSの中で見る動画であろう、ということを"1丁目1番地"として意識してもらうのがいいと思います。

眞鍋:その上で、BOVAはコンペなので、クリエイティブ面でも新しいチャレンジをしてみてほしいところ。たとえば「スマホでこそ見たい」と思わせる目的になるような…

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AIがあらゆる企画発想の現場に浸透する中で、2024年もさまざまな広告コミュニケーションの打ち手や新たなチャレンジが生まれました。そのような中で2025年、「人が創る」表現の価値、そしてクリエイティビティの本髄はどこに向かうのでしょうか。今号では、2024年のACC TOKYO CREATIVITY AWARDSの結果なども振り返りながら、トップクリエイターたちがマス広告からWeb動画まで多方面から「効く」表現や手法について深掘りをしていきます。また主要な制作会社・エージェンシーのトップの方々には2025年の方針や戦略も語っていただきました。

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