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未来の社会を共創 企業とクリエイター「事業」との向き合い方

事業創造・成長へ求められるクリエイターの力

  • 中村洋基(combo)

2020年にスタートアップスタジオ・comboを立ち上げ、クリエイティブやマーケティングの側面から新規事業の立ち上げ支援をしている、中村洋基さん。広告とスタートアップそれぞれのプレイヤーを近くで見てきたからこそわかる、事業創造や事業成長において、クリエイターに求められる力とは。

スタートアップスタジオのcomboでは、新規事業創出支援とアクセラレーション支援という主に2つのサポートをしている。

「攻め」の部分の伴走者が求められている

comboというスタートアップスタジオをやっています。PARTYのR&D部門からスピンアウトした子会社として立ち上がりました。起業後のスタートアップのアクセラレーション支援と、スタートアップにおける新規事業創出支援を手がけています。

実はPARTYを立ち上げる当初、もともと広告の受注だけでなく事業をつくりたかったのですが、うまくいかずに格闘を続けてきました。これを読む皆さんの中にも、R&Dがうまくいかない理由に心当たりがある方がいるかもしれません。

300以上のスタートアップ経営者にヒアリングを重ねた結果、彼らが課題と感じているのは「マーケティング」「UI/UX」「ブランディング」という、僕らが得意な「攻めの部分」でした。ユニークなサービスやプロダクトを開発し、VC(ベンチャーキャピタル)から資金は調達できても、攻めの部分を二人三脚で伴走支援し、同じ船に乗る存在はいなかったのです。僕らは起業家の側で悩み、汗をかき、広告をヒットさせ、成功を分かち合う仲間になりたい。そう考え、広告会社とは異なる予算に合わない部分は出資で相殺するという手段もとれ...

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未来の社会を共創 企業とクリエイター「事業」との向き合い方

企業や団体が新たに取り組む事業やプロジェクトにクリエイターが参画する際、一体どのように課題を抽出しているのか――。一方的な提案ではなく、事業主とクリエイターが良きパートナーとして傾聴と対話を重ね「共創」を進めていくスタイルが広がっている今。そのプロセスはやがて、未来の社会の創造につながっていきます。春には大阪・関西万博が開催され、未来に向けたクリエイティブな提案がますます盛んになりそうな2025年。今回は実際にローンチされた事業やプロジェクトの実例について、課題発見から実現までの流れを追っていきます。

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