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業界に対するインパクトと長期的な視点を評価

公開日:2019年8月14日

  • 清水武穂(アクセンチュア インタラクティブ)

VOLVO CARS「THE E.V.A. INITIATIVE」同部門のグランプリを受賞。性の差によって安全性の差が生まれたことを問題視したことから始まったプロジェクト。

戦略そのものが持つクリエイティビティ

今年、初となるクリエイティブストラテジー部門には、全体で900近いエントリーがありました。審査基準は戦略そのものが起爆剤になり、ブランドやビジネスのチャレンジに大きく寄与したか。施策そのものが企業全体、業界全体に影響を与えたか。さらに短期的ではなく、中長期的な視点か否か、です。

もちろんクリエイティブも重要で、クリエイティブアイデアがインサイトをベースにブレークスルーしているか、戦略に基づいて導き出されたか、そのクリエイティブがクライアントのビジネスやストラテジーとして際立っているか、業界に対してインパクトがあるか、という点も重視しました。またリーチトラックのカテゴリーでもあるので、リザルトはかなりシビアに見ました …

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時代の先を行く企業に学ぶ 世界のクリエイティブ

世界最大級の広告祭であるカンヌライオンズは、2018年に会期や部門などを大きく刷新。今年も新たに2部門が設けられるなど、広告界の動きに合わせて変化し続けている。エントリーされる作品は、いずれも大きな成果をあげたブランドキャンペーンや最先端の手法で制作されたクリエイティブなど。そこには、新たな切り口やアイデアを見ることができる。近年は社会課題が大きなトレンドになっているが、いまも変わらずカンヌライオンズは、広告界にとっての新しいケーススタディが溢れる場であることは間違いない。

その現場に行かずとも、受賞およびエントリー作品や審査員が何を語ったかを知ることは、これからの広告を考える上での大きなヒントになるはずだ。本特集では今年のカンヌライオンズの受賞作品を振り返るともに、参加者や審査員による作品・セミナーの分析と解説を紹介する。

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