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2025年の広告表現 企業がクリエイターに期待すること

17社が回答 2025年の広告活動注力領域

2024年に、広告宣伝活動を通じて社会的なインパクトを生んだ企業が2025年に注力したい領域、そして広告クリエイターに求めることとは?

    回答企業(50音順)

  • 青山商事
  • Uber Eats Japan
  • FCNT
  • KDDI
  • GA technologies
  • 信金中央金庫
  • ゼスプリ インターナショナル ジャパン
  • 武田薬品工業
  • 東急不動産
  • トリドールホールディングス
  • 日産自動車
  • 日本郵政
  • パルコ
  • ミラタップ
  • 森永乳業
  • LIFULL
  • リクルート




青山商事
販促部 副部長 兼
クリエイティブコミュニケーショングループ長
鍋島薫

2025年の広告宣伝戦略において注力したいこと

ビジネスウエアの多様化とともに、新たな価値を創出するクリエイティブ開発

ビジネスウエアが多様化する昨今。当社ではさまざまな要望に応えられる企画力・生産力を有しているので、「商・販・宣」の三位一体、特に宣伝をもって時代にマッチするクリエイティブの開発を進めたい。さらに広がるビジネスウエアカテゴリーをひと括りにせず、一つひとつの商品とのクリエイティブを丁寧かつわかりやすく、大胆さや面白みを加えながら、記憶に残るだけでなく店頭へ足を運んでみたくなるコミュニケーションを目指したい。

広告のクリエイターに期待したいこと

ニッチな商材でも成果を生み出す「企画力×キャスティング力×クリエイティブ力」

全ての方が日常的にスーツを着ているわけではないため、広告効果は限定されてくると考えている。今後はスーツに限らず多様化するビジネスウエアに対応するべく、マス媒体のみならずデジタル施策まで一気通貫で叶えられるクリエイティブ開発に期待したい。

2024年、特にクリエイティブに注力した広告施策

テレビCM「フレッシャーズ安心おまとめセット 家族」篇

スーツ一式全て揃う「安心おまとめセット29,900円」を購入する親子の掛け合いを橋本環奈さん(娘)と千鳥さん(両親)で描いた。漫才さながらのテンポ良い掛け合いや芸人らしいオーバーリアクションがクセになる仕上がりに。放映期間中の2カ月間の売上は前年比を超えた。




Uber Eats Japan
マーケティング部
マーケティングマネジャー
阿部ひとみ

2025年の広告宣伝戦略において注力したいこと

見ていて楽しくなる広告づくり

情報供給過多の昨今において、視聴者側が見たくなる、役に立つ情報を届けるという原点に立ち戻ったコミュニケーションを設計していきたい。

広告のクリエイターに期待したいこと

ターゲット視点のコミュニケーション戦略

メッセージがインサイトを突いていて、本当にターゲットに向いているか、広告主側の一方的な発信になっていないか? 客観的かつ生活者目線のコミュニケーション設計を提案していただきたい。

2024年、特にクリエイティブに注力した広告施策

「ピザ食べるなら、Uber Eatsで、いーんじゃない?」

Uber Eatsでピザを注文すると最大半額になるキャンペーンを実施。半額というメッセージのインパクトを最大化するため、あらゆるクリエイティブの半分を「空白」に。その奇妙な違和感がSNS上でも話題になりました。




FCNT
プロダクトマーケティング統括部
統括部長
野村俊介

2025年の広告宣伝戦略において注力したいこと

多様化する価値観とタッチポイントに最適化されたクリエイティブ開発

消費者の価値観の多様化により、ブランドに期待される価値も多様化しています。さらに細分化されたタッチポイントごとに、情報への接触態度も変わるため、強いブランドメッセージを伝えていくためには、最適なメディアの組み合わせに対して最適なクリエイティブを開発していく必要があると考えています。

広告のクリエイターに期待したいこと

クリエイティブパワー

大前提として、ブランドが掲げるゴールや抱えている課題を把握し、マーケットニーズやユーザーインサイトにもとづいた解決策を見出している必要はありますが、そのうえでロジックだけでは最大効果は出せないと思っています。最終的に力強いキャンペーンを行うためには、クリエイティブパワーが重要になると考えています。

2024年、特にクリエイティブに注力した広告施策

「arrows漂流記」

オダギリジョーさんを起用したテレビCMシリーズを展開。タフな商品特性など、ターゲットにメッセージが伝わることはもちろんですが、見た後にサラッと流されてしまわないように良い意味での違和感など“ざらつき”を持たせることで、印象に残る部分をつくる点にこだわりました。




KDDI
コミュニケーションデザイン部
部長
合澤智子

2025年の広告宣伝戦略において注力したいこと

お客さまの共感醸成×接点の多様化に対応したコミュニケーション

当社は通信を軸に、金融・エンタメなど幅広いサービス領域のコミュニケーションを展開しています。2025年はさらにローソンとの連携など新たなお客さまとの接点も増える中で、世の中のトレンドや価値観の変化を俊敏に捉えながら、さまざまな生活シーンでのお客さまインサイトを追求し、心に届くようなコミュニケーションを目指しています。

広告のクリエイターに期待したいこと

統合的な視点での企画提案力、当社ブランドへの理解

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2025年の広告表現 企業がクリエイターに期待すること

いつもクリエイティブ面で活気のある広告主企業は、広告会社やクリエイターたちにどんなオリエンテーションを実施し、提案を受けているのか。2024年、広告宣伝活動に注力をした企業・ブランドはクリエイティブに対してどのようなこだわりを持っているのか――。今回は企業の広告宣伝関連の責任者、ブランド・事業責任者らにインタビュー。率直に「今、クリエイターに期待することは何か?」をテーマに話をうかがいました。手段や表現、顧客との接点が多様化する中、どのようなアイデア、企画実行力が求められているのでしょうか。間もなく2025年を迎えるにあたり、考えていきます。

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