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物語の力で共感を呼ぶ 企業のブランデッドコンテンツ活用

通信教育のイメージを「ぶっ壊す。」3つの物語

近畿大学通信教育部は1月、通信で学ぶ人たちを応援する動画を公開した。芸人、会社員、母親など実際に学んだ学生たちのエピソードに基づき、近大創設者の「学びたい者に学ばせたい」という思いを表現している。

近畿大学通信教育部のブランドムービー「フレーフレー食堂」(全3話/計10分20秒)。

“近大愛”が詰まったキャストとセット

舞台は大阪の路地裏にある「フレーフレー食堂」。頑張っている人を見ると応援せずにいられない大将と、エールを求めて店を訪れる人々の交流を描いている。動画はオムニバス形式で進み、芸人のタクマ、会社員のマリコ、母娘で食堂に通う母親のユキが登場。立場の異なる人たちがそれぞれの思いを胸に、近畿大学の通信教育での学びへ一歩を踏み出していく内容だ。

近大通信教育部は、大学創設者であり自ら苦学した経験を持つ世耕弘一の「学びたい者に学ばせたい」という理念に基づき1957年に設立。これまで約4万4000人の卒業生を送り出し、現在は全国6000人以上の学生が在籍する。ストーリー仕立てでエピソードを伝えるブランドムービーの制作は、同部では初のこと。近大通信教育部学生センターで事務長を務める若林武敏さんは「近畿大学というより、通信制大学の存在を知らしめるストーリーにしたかった」と、動画制作の経緯について振り返る。

本編で強調したのは、時間や場所を問わず学べる「利便性と多様性」、人とのつながりやコミュニティ形成といった「シナジー」、学びによって自身に変化が起きる「エンパワーメント」という...

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物語の力で共感を呼ぶ 企業のブランデッドコンテンツ活用

企業が映像と物語を通じて表現する「ブランデッドコンテンツ」。2000年代以降、その手法が国内外で注目を集める中で、位置付けや表現も多様化しています。従来の広告とも異なる世界観で企業の意志を伝えるにあたり、クリエイターに求められている役割とは。実例を交えつつ、企画制作のポイントを考えていきます。あわせて、経済産業省が実施するブランデッドコンテンツ制作への補助金制度についても解説。最大1000万円の支援があることから、企業規模などを問わず制作のチャンスが広がっています。

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