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「働く人」の課題を解決するクリエイターの提案

屋外作業機械のメーカーがグラフィカルな社内報を発行する理由

東京都青梅市に本社を置く屋外作業機械メーカーのやまびこ。その堅実そうな社風からは意外性のあるグラフィカルな社内報を展開している。一体どんな意図があるのか。

理念浸透のための最適なツールは

新聞15段サイズに、のびのびと描かれたイラスト。めくると写真やイラストが大胆に配置され、手書きの本文が広がる。屋外作業機械メーカー・やまびこの社内報の創刊号は、"社内報然"としていない、ずいぶんとユニークないでたちだ。

「季刊誌やまびこ」は2018年に創刊号が発刊。その後はコロナ下での休刊などを経て、現在までに年1号のペースで全6号が発刊されている。サイズは2号目以降はA4で統一されているが、内面のグラフィカルなつくりは一貫している。企画や記事のディレクション、デザインを手がけているのは、アートディレクターの前原翔一さん、クリエイティブディレクターの渡部晋作さん、プロデューサーの松本豪さんらのチーム。共に元々デザイン会社のドラフトに所属しており、第2号までは同社の社員として担当。その後独立した各メンバーが、3号目以降も担当してきた。

創刊の背景を前原さんはこう振り返る。「やまびこは共立と新ダイワ工業という会社が2008年に持株会社を設立したのち、2009年に両社を吸収合併する形でできた会社です。当時『人と自然と未来をつなぐ』という理念がつくられたそうなんですが、最初はこの理念を社員にきちんと伝える、社員手帳のような理念を記載したツールをつくりたい、…

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「働く人」の課題を解決するクリエイターの提案

働き方の多様化、雇用の流動化などにより、組織における求心力がつくりづらくなったといわれる現在。人材の価値を引き出し、企業価値向上に繋げる「人的資本経営」といった考え方も注目されています。そのような環境下で、「働く人」に関する課題を持つ企業に対して、クリエイターが持つ思考や提案力をどのように役立てることができるのでしょうか。コーポレートブランド構築とともにMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)やパーパスの策定などに取り組む企業も増える中、クリエイティブの力によって課題解決に寄与していこうとするプロジェクト事例などを交えながら考えていきます。

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