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注目のU35クリエイター デジタルネイティブの仕事と思考

グラフィックデザインの歴史に新しい文脈をつくる

グラフィックデザイン、映像、音楽など、幅広い分野で活動したクリエイティブチーム「TYMOTE」が解散。その後、グラフィックチームだった浅葉球さん、飯高健人さん、石井伶さんが新たなデザインユニットGOO CHOKI PAR(グー・チョキ・パー)を結成した。これまでにHOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE、パルコ、Redbullなどのグラフィックを手がけており、2020年1月7日から東京都現代美術館で開催される「東京2020公式アートポスター展」にも参加する。そんな3人は「グラフィックデザインの新しい文脈をつくっていきたい」と話す。

グラフィックデザイナー
浅葉 球

1986年東京都生まれ。ライトパブリシティにて細谷巖氏に師事。現在、浅葉克己デザイン室(にてお仕事中)役員。

グラフィックデザイナー
飯高健人

1985年福岡生まれ。2009年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。個人のデザインスタジオBOATにて活動中。

グラフィックデザイナー
石井 伶

1985年横浜生まれ。2007年桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン専攻卒業。現在デザインスタジオgrandpaにて活動中。

3人でひとつのビジュアルをつくる

──GOO CHOKI PARのデザインには、油彩画で絵の具を重ねていくような、手で書き込んでいるという感覚があります。3人でどのようにつくっているのでしょうか。

飯高:最初に3人でデザインの方向性を決めた後、1人がつくったビジュアルに次の人が重ねて、そこにまた次の人が重ねて…というやり方でデザインを進めています。例えばモチーフ、タイポグラフィと要素を分けて各人が担当するのではなく、3人でグルグル回しながらそれぞれが手を入れて、足し引きしつつ、最終的なデザインを完成させているんです。

浅葉:以前勤めていたライトパブリシティではADとデザイナーという通常の関係で広告などをつくっていたので、この手法はとても新鮮でした。

飯高:せっかくチームでつくるのだから、チームでやっている意義を見出したかったし、それぞれの長所をミックスして、さらにいいものにするというチームプレイを試してみたかった …

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注目のU35クリエイター デジタルネイティブの仕事と思考

東京五輪が開催され、新しい年代が始まる2020年。あらゆるシーンで新しいクリエイティブの力が求められる年になりそうです。そんな年の初めとなる今号、ブレーンでは4年ぶりとなる「U35 クリエイター」を特集します。35歳以下のクリエイターによるプロジェクトチームを中心に、そのクリエイティブ観、働き方に対する考え、どこを目指しているのかなどを取材しました。その他、54名のクリエイターたちにもアンケート形式で回答をいただきました。

クライアントの皆さんはもちろんのこと、一緒に働くクリエイターの皆さん、そしてデジタルネイティブとは普段あまり接点のない皆さんにも、ぜひご覧いただき、新しい世代との出会いのきっかけとして、ご活用いただきたいと思います。

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