本当に必要なものを、必要なかたちで。無印良品のものづくりの姿勢はパッケージにも表れている。

3サイズ、各150円(税込)で販売する「再生ポリプロピレンバッグ」。いらなくなった場合は全店舗で返却できる。
種類と素材を見直し
良品計画は2月4日、無印良品全店舗とCafé&Meal MUJI店舗で、プラスチック製ショッピングバッグを3月以降順次廃止し、6月末までにすべての店舗で紙製のみへと移行することを発表した …
本当に必要なものを、必要なかたちで。無印良品のものづくりの姿勢はパッケージにも表れている。
3サイズ、各150円(税込)で販売する「再生ポリプロピレンバッグ」。いらなくなった場合は全店舗で返却できる。
良品計画は2月4日、無印良品全店舗とCafé&Meal MUJI店舗で、プラスチック製ショッピングバッグを3月以降順次廃止し、6月末までにすべての店舗で紙製のみへと移行することを発表した …
紙ストローの採用、プラスチック製ショッピングバッグやツール類の廃止、名刺をFSC森林認証紙への切り替えるといったニュースを、この1年くらいの間によく耳にするようになりました。多くの企業がSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)で設けられた各ゴールに向けて取り組むようになり、さまざまな施策が始まっています。その中で「脱プラスチック」「フードロス」「リサイクル」「リユース」といった点から、素材を切り替える、リサイクル・リユースしやすいかたちにするなど考えていかなくてはいけないのがパッケージです。
ブランドや商品の顔であり、人々が手にするきっかけをつくるものでもあるパッケージ。こうした流れの中で、エコな素材とデザインのバランスをどう考えていくべきか。また、いま日本の企業はどのような考えで、どこまで進めているのか。本特集では、現段階でこうした取り組みを進めるブランドや企業に話を聞きました。