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長く愛される企業になる広告・デザイン

「時代と握手をし続ける」ために必要な「普通」の感覚

2017年に放映された「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」というコピーで知られるテレビCM(01)を皮切りに、刻々と変化する世の中の「結婚観」を捉え、果敢に発信をし、共感を生んできたリクルートの『ゼクシィ』。非常に個人的かつセンシティブなテーマだが、どのように世の中の空気を捉えてきたのだろうか。

01「『私は、あなたと結婚したいのです』風船」篇(2017年)。

02 「『一万回のキス』ただ、愛してる」篇(2018年)。

03 「花嫁の歌」篇(2019年)。

04 「ゼクシィアプリ ゼクシィまるごと」篇(2022年)。

05 「『もっとふたりになっていく』彼」篇(2023年)。

クリエイターの役割は「窓を開ける」こと

2017年から毎年『ゼクシィ』のブランド広告を手がけてきたのは、博報堂クリエイティブ・ヴォックスのクリエイティブディレクター小島曜さん。「あなたとの未来が私の一番かなんて知らないけれど、どんな未来もあなたと生きたい。」(2018年「一万回のキス『ただ、愛してる』」篇)(02)、「あなたと幸せになることを私は、私に誓います」(2019年「花嫁の歌」篇)(03)、「あなたが幸せなら、それでいい。」(2023年)(07)といったコピーを冠する広告シリーズを展開してきた。

「ゼクシィは、世の中の結婚観が激動する中で、それでも『一緒に生きると決めたふたりを応援する』ことを続けてきました。その中で僕...

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長く愛される企業になる広告・デザイン

10年、20年、50年、100年と創業から長くステークホルダーに愛されてきた企業ブランド。そのイメージを形成し企業体としての進化を後押しする、広告やデザインの役割とは。そこには時代の流れを鋭く読む、クリエイターの存在があります。今回は長く続く広告コミュニケーションやそのメッセージの変化、企業としての「顔つき」を変えるリブランディングなどのケースを取り上げ、パートナーとして並走するクリエイターの思考プロセスなどにも迫ります。

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