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ファンと共創で育てるSNS発キャラクターコラボ設計と活用

汎用性の高いネタとWeb3.0コミュニティで「しきぶちゃん」を100年以上続くキャラクターへ

  • BUSON 福田武尊

BUSON「しきぶちゃん」

"あるある"ネタでSNSを中心に人気を集めている「しきぶちゃん」。現在はSNSでの発信に留まらず公式コミュニティを設け、NFTの販売にまで着手している。

絶妙な“あるある”漫画で人気に

BUSONが展開するキャラクター「しきぶちゃん」は、2018年に生まれた。顔は平安時代の貴族風、身体は現代のシンプルなスタイルという、どこかちぐはぐなキャラクターと、かゆい所に手が届く絶妙な"あるある"ネタでInstagramから人気に火がつき、SNS発でファンが増加。現在はSNSフォロワー累計100万人以上、漫画ブログの月間PV数は最高で1000万PV以上を記録している。閲覧層はInstagramでは20~40代の女性が7割程度、YouTubeは年齢層がやや低く、男性も多い。

「しきぶちゃんはもともと、『本を出す』という僕自身の目標があり、SNSやYouTubeなど色々な取り組みをする中で生まれたキャラクターです」。そう話すのは、BUSONの福田武尊さん。福田さんは20代の頃から、本を出したいという夢を元に創作活動を続けていた。とはいえ、デザインやイラストは全て独学。しきぶちゃんを生み出した当初は、消防士を本業としながらSNSやブログで"あるある"漫画を公開していた。

「『毎回の投稿が営業』だと思ってネタを投稿しています。コラボは毎日の投稿を見た企業からオファーをいただくことが多いので。しきぶちゃんというキャラクターは、漫画の中でも色々なことをやるので、扱うことのできる商品・サービスを限定せず汎用性は高いんじゃないかなと思います。ネタも"あるある"が多いため、オファーのあった商品に近い"あるある"を考えるようにすれば、企業コラボの際もスムーズにコンテンツを出すことができます」(福田さん)。

過去には日清シスコの「ココナッツサブレ」や、カルビーの「じゃがりこ」などとコラボ(それぞれ2021年、2022年)。いずれもパッケージに登場したほか、「ココナッツサブレ」はBUSONのInstagram...

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ファンと共創で育てるSNS発キャラクターコラボ設計と活用

あらゆるブランドでキャラクターを活用したプロモーションの手段が広がっています。特に近年、人気を集めているのはSNS発のキャラクターと組んだ、ファンを巻き込み共創していくような企画。CGやAIなど技術の普及によって、既存のIP(Intellectual Property/知的財産)以外のプレーヤーの参入、あるいはオリジナルのキャラクター開発も広がっている今。企業やブランドの課題解決にこれらを用いるケースも増える中、効果的なIPとのコラボレーションの設計と活用の方法などを考えていきます。

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