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企業の意志を伝える ブランデッドコンテンツ

ブランドの想いが結集したコンテンツは経済を活性化する

2020年4月、青森県民にとって魂ともいえる存在である「ねぶた祭」の中止が決まった。主人公はねぶたの音楽を奏でる囃子方(はやしかた)を夢見るひとりの少女 日向。彼女のねぶたへの想いが奇跡を起こす──。

青森テレビ「ねぶたのない夏」。

ねぶたへの想いが囃子方の心を動かした

「囃子方の皆さんの演奏の場を創出したいという想いから企画はスタートしました」と青森テレビ 福士義丸さん。「岸壁やオンライン上でずっと練習しているのに、演奏する場がない。そこで何かできないだろうかと考えているときに、ブランデッドコンテンツの補助金制度について知りました。動画を通じて、演奏の場をつくれるかもしれないと制作を決めました」。

想いをのせるためにも、青森県のスタッフを中心に構成したという本企画。主演のジョナゴールドさんはもちろん、長根雄之監督、音楽を担当したharuka nakamuraさんも青森出身。制作チームも囃子方も青森県を代表する精鋭たちが集まった。「県外の出身者は、ほぼ僕だけ(笑)。客観的な視点で、県外・海外の人も楽しめるコンテンツにするバランス感覚を大切にしながらも、青森県の皆さんに愛されることを第一に考えていました」と脚本家の鍵和田昇さん。

そして、「嘘はつきたくなかったです」と長根さん。「父親役の山上進さんは笛を吹ける人。青森にずっと住んでいるからこそ出せる音があると思いました。撮影当日は身体が震えるほど寒かったのですがそれを意に介さず、皆さんが演技ではなく本気で演奏してくださった。それが迫力にもつながり...

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企業の意志を伝える ブランデッドコンテンツ

企業が映像と物語を通じて表現する「ブランデッドコンテンツ」が近年、国内外で注目を集めています。従来の広告とも異なる世界観で企業の意志や姿勢を伝えるにあたり、プロモーション動画との違い、そしてクリエイターに求められている役割とは。実例を交えつつ、企画制作のポイントを考えていきます。あわせて、経済産業省では今年度もブランデッドコンテンツ制作への補助金制度をスタート。最大1000 万円の支援があることから、企業規模などを問わず制作のチャンスが広がっています。

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