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働き方は自分で創る クリエイターのワークスタイル改革

「働き方」の議論の先にある未来とは

  • 藤本あゆみ(at Will Work)

グーグル在籍時代に女性が働きやすい環境づくりを目指す「Women Will」プロジェクトに参加し、現在は社団法人「at Will Work」の代表として、「働き方」の問題に取り組んでいる藤本あゆみさん。特集の最後に、クリエイティブ職の「働き方」について聞いた。

藤本あゆみ(ふじもと・あゆみ)
1979年東京生まれ。大学を卒業後、キャリアデザインセンターに入社、求人広告営業を担当。入社3年目に、当時最年少かつ女性で唯一の営業マネジャーに。結婚を機に退職し、2007年4月にグーグルに転職。デジタルマーケティング導入支援を経て、業種別広告営業チームの立ち上げに参画。アカウントエグゼクティブを務め、同社初の営業部女性マネジャー、人材業界担当統括部長を歴任。2014年よりWomen Will プロジェクトのパートナー統括業務に従事。2015年グーグルを退職後、多くの企業・人・団体による「働き方」事例共有のプラットフォーム「一般社団法人at Will Work」を立ち上げ、代表理事に。並行して、株式会社お金のデザインで、マーケティング・PRを担当。

「何が成果か」の共通認識が必要

――藤本さんは番組制作会社で働いた経験も、広告営業の経験もお持ちです。クリエイティブ職の仕事の生産性や効率性について、どう考えますか?

「働き方」の議論が活発に行われていますが、今は「時間」にばかりフォーカスが当たっています。機械的な単純作業であれば業務時間を決めて、その時間内で生産性を高める議論をすればいいと思いますが、クリエイティブは時間では測れない仕事です。個人の力量が大きく影響するうえ、1人で完結する仕事もほとんどない。クライアントや社内のチームと共に仕事をするので、自分のペースだけでは仕事を進められませんよね。

クリエイティブ職の働き方を議論する際には、「成果とは何か?」を考える必要があります。クリエイティビティとは何で ...

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この記事が含まれる特集

働き方は自分で創る クリエイターのワークスタイル改革

2017年のビジネスパーソンにとっての最重要テーマは「働き方改革」だと言われる。その中で、広告界でもこの問題に対する関心がかつてなく高まっている。「女性活躍」や「テレワーク推進」の掛け声に呼応するように、ワークスタイル改革に乗り出す会社が増えている。同時に、既存のエージェンシービジネスを脱して新しいビジネスモデルを実践し、広告産業自体のあり方を変えていこうという気運も高まっている。

2016年から2017年にかけて独立したクリエイターを見ても、新しい働き方、新しいビジネスモデルの実現に挑戦するための独立が多かったようだ。この特集では、いち早く"新しい働き方"に踏み出した実践者たちの声から、これからの広告界の働き方のヒントを探る。

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