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経営課題を解決するリサーチャーを目指す―南山大学 経営学部 石垣ゼミ

予算が潤沢にないときほど消費者行動に基づいた戦略を

リサーチデータをもとに、何が起きているのかを導き出す――。南山大学石垣智徳教授は、マーケティング・リサーチが専門だ。分析ツールを使って得たデータを解釈し、経営にとって有益な情報を取り出す。ときには分析ツールの開発のため、プログラミングにも入り込むこともある。消費者行動に関するデータをいかに集めるか、という研究から派生し、消費者行動についての探究も進めている。

限られた予算で結果を出さなければならない企業こそ、消費者行動論とリサーチが重要だと石垣教授は言う。「大手企業の場合、広告媒体への投下量を増やし、自社の戦略を強く押し出して、『ブームをつくろう、世の中の数パーセントが反応すればいい』という考え方もあるでしょう。一方で、予算や知名度が限られる場合は、消費者が反応するところに集中しなければなりません。そこで消費者行動をとらえて策を練ることが必要になります。『欲しかったのよ、これ』と消費者が反応するところをリサーチし、そこに施策を打つということです」。

説得力のあるデータは経営に生かせる

石垣教授は、POSデータなどを分析する「データ解析コンペティション」に参加し、04年最優秀賞を受賞している。このコンペティションは、自身の研究を進めるきっかけになったと振り返る …

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