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絶妙な“あえて”を仕込む 岡山県の“もんげー”なPR

「岡山県の名前を売り込むことがブランディングの第一歩」という発想から実現した「もんげー岡山!」のキャンペーン。

47都道府県中41位 認知度とイメージ向上狙う

ある機関が行った調査によれば、全国における都道府県の認知度を計るランキングで41位。テレビでのインタビューでも「位置さえ分からない」と答える人が多数。岡山県には、観光地や特産品、住みやすい居住環境など、魅力がたくさんあるにも関わらず、それらが全国に伝わっていない――。こうした現実に対し、「岡山県」の名前とイメージをアピールすべく始まった展開が、「もんげー岡山!」だ。

「もんげー岡山!」のキャンペーンはどのようにして生まれたのか。岡山県 総合政策局 公聴広報課(総括参事)の玉置明日夫氏によれば、キャンペーン内容を検討している最中に、「妖怪ウオッチ」で人気キャラクターが「もんげー」を使用する影響で、子どもたちの間で流行しているというニュースがあったのだという。「もんげー」とは、岡山県の方言で「すごい」を意味する。岡山への関心へとつなげていくために、インパクトがあるこのフレーズを何とか使えないかと考えた。

しかし、そこにはいくつかの懸念があった。「『もんげー』というフレーズは、確かに『すごい』という意味の岡山の方言なのですが、どちらかというとマイナーな表現です。『でーれー』『ぼっけー』という同じ意味の言葉があり、むしろそちらの方がメジャー。そのため、『もんげー』が、そもそも岡山県人に支持されるのかは不安でした。また、『もんげー』という言葉が、ターゲットである大人たちにどれだけ響くのかも、懸念材料でした」と玉置氏は語る。

そこで、インターネットによるアンケート調査を実施した。岡山県の新キャッチフレーズを …

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