操られる恐怖を抱くか動機を後押しする働きと捉えるか
前回に引き続き、サブリミナル効果の話題にお付き合いください。
1957年、アメリカの市場調査員、ジェームズ・ヴィカリーは、上映中の映画に「コーラを飲もう」「ポップコーンを食べよう」という文字を一瞬だけ提示し、売上が伸びたと主張しました。目には見えないほど短い映像が観客の無意識に働きかけ、購買意欲をかきたてたというのです。これがサブリミナル広告として世に知られるきっかけとなりましたが、1962年、ヴィカリー自身がこの実験は捏造だったと打ち明けています。
ところが、ヴィカリーが捏造だったと...

