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宣伝会議賞

一流のコピーライターたちは「宣伝会議賞」をどう見たのか【前半】

二次審査から四次審査、そして贈賞式当日に行われた最終審査を担当したのは、広告界を代表するクリエイターの皆さん。審査を通じてどんなことを感じたのか。またお気に入りの作品は?15名の最終審査員に、第53回宣伝会議賞について講評をいただきました。

審査委員長
ナカハタ 仲畑貴志

今年の審査は、比較的スムーズに進行した。特筆すべき点は、アットホームの「通勤時間が20分短くなると、年収30%UPと同じだけ幸福度があがる。という調査結果があります。つまり、あなたの年収が500万円なら150万円もらえるようなものです。」というコピー。商品が語るべき内容を持っていれば、そのことをわかりやすく伝える。余計な飾りは、かえって訴求力を鈍くする。やはり、商品の持つ訴求ポイントの研究が大事なんだね。

ハッケヨイ制作所  東 秀紀

コピーゴールドの作品は、なんだか久し振りに、レトリックなコピーではなく、事実の強さのコピーを見たような気がしています。今すぐにでも、実際に機能するコピーだと思いました。それから、ある意味で同じ理由なのかもしれませんが、シルバーの「模型にも、本物にも。」や、協賛企業賞の「早く何か壊れないかな。」をはじめ、セメダインのコピーにいいものがわりとあったような印象があります。にしても、これだけの数の中で受賞するのは大変なこと。もっと賞金が多くてもいいのかもね。

一倉広告制作所 一倉 宏

よくある日常からの、みごとな飛躍と着地。グランプリへの評価は、それに尽きると思う。コピーゴールドは、異例に長いものが選ばれた。長いけど冗長と思わせない、クールさが手柄かな。CMゴールドは、演出次第で名CMになる可能性を感じた。映画「レナードの朝」のような。眞木準賞は、名回答。企業スローガンになりそう。この賞の対象はもっと広げて考えてみたいけれど。シルバーはそれぞれに技があって …

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宣伝会議賞

広告界で活躍する一流のコピーライターや、糸井重里氏・林真理子氏といったプロの書き手を多数輩出してきた宣伝会議賞。「コピーライターの登竜門」として長年にわたり、若手のクリエイターやクリエイターを目指す方々にチャンスの場を提供してきました。

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