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宣伝会議賞

前回グランプリ受賞者が語る「受賞のコツの“コツ”」

グランプリをはじめとする前回の受賞者たちは、どのように課題に取り組み、栄冠を勝ち取ったのか。傾向や対策、受賞のコツ、受賞後の変化などについて聞いた。

グランプリ

コピー 
ゆうちょ銀行

「こつこつ貯金ゆうちょ銀行 することが、カッコイイ」と思えるアイデア

LIG Copywriter 田辺 百一 さん

人生の半分は無職です。

「書かない」こと「出さない」こと

受賞のコツを書いてほしいとのことで考えてはみたのですが、「受賞のコツ」などと謳っているものを一切信じないことが受賞のコツではないでしょうか。すでに誰かがやった方法なんてマネしてたまるか。そんな方から受賞するはずですし、受賞してほしいとも思います。なので、わたしが今から書く内容も「やってたまるか」とお読みになってみてください。もちろん、「受賞のコツなどと謳っているものを一切信じないという受賞のコツなんて信じてたまるか」というのもアリでしょう。

大前提として、コピーライティングでは「クライアントの課題をいかに解決するか」というプランを徹底的に考えることが大切になりますが、今回はより手法的な部分で「わたしが心がけた2つのこと」をご紹介させていただきます。

第一に「書かない」ことです。頭に浮かんだコトバをなるべく書き留めないようにしました。そのコトバに思考が拘束されてしまうからです。頭の中でのみ考えつづけ、最後の最後までどうしても残ってしまったシボリカスのようなコトバの断片だけを手で紙に記していきます。パソコンは使いません。コトバが美しい行間で並んでいるのを見ると、イメージが息苦しくなるから。罫線がうるさくない、無地(もしくは薄い方眼)のノートを使います。あとは、シボリカスたちが雑然と並んでいる様子を俯瞰し、コピーとして浮かび上がってくるまでヴンヴン唸りつづけましょう。

第二は …

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宣伝会議賞

広告界で活躍する一流のコピーライターや、糸井重里氏・林真理子氏といったプロの書き手を多数輩出してきた宣伝会議賞。「コピーライターの登竜門」として長年にわたり、若手のクリエイターやクリエイターを目指す方々にチャンスの場を提供してきました。

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