「続かない」という最大の課題に挑む あすけんの「伴走型」CX

公開日:2026年6月03日

  • 福井 千尋氏、伊藤 慎介氏(asken)

健康管理アプリが乱立する中、継続率の低さは業界共通の課題だ。累計会員数1300万人を超えるAI食事管理アプリ『あすけん』を運営するaskenは、この「続かない」という壁をCXで突き崩している。食事記録の手間を極限まで減らすテクノロジーと、社内管理栄養士の専門性を融合した「伴走型」の体験設計が、愛着と継続を生み、アプリにとどまらない全事業を支える。その組織と設計思想に迫る。

「あすけんMAU」を指標にユーザー接点を最大化

食事記録という行為は、本来ユーザーにとって負担の大きい作業だ。あすけんが解決すべき最大の課題は、この作業の煩雑さと、それに伴う「挫折」。あすけん事業本部本部長の福井千尋氏は「食事管理は孤独な努力になりがち。私たちはそれをいかに『楽しみ』や『手応え』に変えられるかを追求しています」と語る。

同社は2025年、組織のあり方を大きくアップデートした。それまで開発部内に分散していたプロダクトマネージャー(PdM)を集約し、新たに「プロダクト企画部」を設立した。2025年10...

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