ユーザーと共に成長するブランドマネジメントへ「フレンドリー経営」のすすめ

公開日:2025年10月01日

  • 宮前 政志氏(電通)

ミレニアル世代やZ世代が市場の中心となり、消費者の価値観が多様化する中、情報収集行動も大きく様変わりしている。その一例が、インターネット上で明確な目的を持たずに情報回遊を行う生活者が増えているということだ。こうした中で企業はどのような戦略を取るべきなのか。2024年に共著『偶発購買デザイン「SNSで衝動買い」は設計できる』(宣伝会議)を上梓した宮前政志氏が解説する。

ブランドとの出会い方は「検索」から「探索」へ

消費者の価値観は、かつてないほどに多様化している。従来の「機能」や「価格」を声高に謳い、企業主語で便益を押し出すブランド戦略は、すでに持続的な成長を約束するものではなくなった。SNSを自在に操る世代が市場の中心となった令和時代、ブランドとの出会いは「検索」から「探索」へと確実に移行した。「偶然の体験」「共感」「発見」、それらが購買の新たな起点となる時代である。企業ブランドとユーザーブランドがどのように融合していけばよいのか、「ボンタンアメ」の事例を交えながら、ブランド戦略の最前線を考察したい。

ユーザー発信で新イメージ定着「ボンタンアメ...

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熱狂できる体験が肝 令和時代のブランド戦略

生活者の情報収集行動も購買行動も劇的に変化を遂げているいま、ブランドのつくられ方は変化をしています。SNSが浸透し、企業の一方的な発信が届きづらい現代において、ブランドを確立するのは非常に難しくなっていると言えるでしょう。大切なのは、顧客を巻き込み、顧客と共創するブランド戦略ではないか。そんな仮説のもと、新興ブランドの事例から新しいパーセプション獲得に動く、ロングセラーブランドの事例まで、SNS時代ならではの実践的なアプローチを探ります。

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