あたらしい人(6月号表紙:小川哲さん)

公開日:2026年6月15日

  • 小川 哲さん

人が資産と言われる、広告・マーケティング業界。私たち『宣伝会議』も、常に毎号の誌面を通じて、魅力的な新しい人を発見、紹介したいと考えてきました。2021年3月号から継続している表紙の「あたらしい人」シリーズもその一環。テクノロジーがマーケティングを大きく変えていく時代だからこそ、あえてテーマを「人間回帰」と定め、写真の力を通し、今とこれからを生きる人間の「顔」を、改めて見つめていきます。

小川哲さん
1986年、千葉県生まれ。2015年に『ユートロニカのこちら側』(早川書房)でデビュー。『ゲームの王国』(早川書房)で2018年に日本SF大賞と山本周五郎賞受賞。2023年に『地図と拳』(集英社)で第168回直木賞受賞。他に『君のクイズ』(朝日新聞出版)『斜め45度の処世術』(CEメディアハウス)など。

息子と公園にて

新刊『斜め45度の処世術』の取材

キャスティング担当者から見た小川哲

「会社に属したくない」という極めて純粋で切実な動機から筆を執り、今や文学界の最前線を走る小川氏。その佇まいは、緻密な計算に基づいたプロットの構築者であると同時に、自らの生活と感性を守り抜く「個」としての強さに満ちています。特筆すべきは、自身のマイルールさえも疑う柔軟な思考です。執筆を「職業選択の一環」と捉える冷静なプロ意識や、アンパンマンの...

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