ゴールデンウィークもコスパを重視する時代
2025年のゴールデンウィークは、海外旅行客数は55万人と前年比110%を記録した。海外旅行が回復傾向にある一方で、国内を含めた総旅行者数は2350万人程度と2024年比では93.1%、旅行消費額は96%程度と減少傾向になる見込み。メーデーを挟み11連休とした人も見受けられるなかで、前半、後半で目的地、日程、渋滞を考えながら過ごしている様子がうかがわれ、働き方改革の浸透とともに生活者が積極的にコスパ良く時間を使う時代の到来を感じる。
世界情勢は米国の新大統領の打ち出す施策が大きな影響を与えており、各国は対応に追われている。日本でも円はやや高くなったものの、景気予想は引き下げられ、長期金利は据え置きとなった。大国がどこまで本気なのかを計り知ることは到底...