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デジタル偏重の落とし穴!?「×アナログ」の最適解を探せ

ミレニアル世代にこそ、紙メディアのアプローチが効く

「スマホ世代は、紙媒体なんて見ない」―本当にそうなのでしょうか?デジタル印刷を活用したサービスを多数プロデュースするグーフの岡本幸憲氏は、米国で発表された調査結果も踏まえながら、これからの消費を担う若い世代にこそ、紙媒体を活用したコミュニケーションが効果的だと提言します。

新しい消費の担い手であるミレニアル世代の生活行動はスマホに集約されつつあり、紙媒体からは離れていくというのが一般的な見立てだろう。しかし、国内外の各種調査結果からは、それが必ずしも真実ではないことが見て取れる。

デジタルと紙の融合による高付加価値なコミュニケーションの実現を目指して、デジタル印刷を活用したサービスを多数プロデュースしている岡本幸憲氏は、ミレニアル世代とのコミュニケーションにこそ、紙媒体が有効だと力を込める。

「実務を通じて、『若年層にも紙媒体は効く』という実感を得ていることに加え、それを裏づける調査データもあります。例えば、アメリカ合衆国郵便公社(USPS)が発表した調査データ(※)からは、デジタルネイティブであるミレニアル世代こそ、紙媒体に信頼や価値を感じている実態を読み取れます」。

(※)USPS Mail Moments:2016 Review, March 2016.

同調査によれば、ミレニアル世代の84%が「届いたDMには時間をかけて目を通している」と答え、64%が「有用な情報は、EメールよりもDMから得られる」と考えていることが明らかに。さらに、90%が「DMの情報は信頼できる」、57%が「DMのオファーを行動に移した」と回答しており、DMの影響力の大きさを浮き彫りにする結果となった …

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デジタル偏重の落とし穴!?「×アナログ」の最適解を探せ

デジタルマーケティングの推進は、多くの企業にとって重要なミッションです。しかし、消費者の日々の行動はオンライン/オフラインを自由に行き来するのが当たり前で、企業・ブランドとの接点もマス・デジタル・リアルと多様です。こうした中、「デジタル施策だけでは、企業・ブランドの成長はやがて頭打ちになるのではないか」という問題意識が、デジタルマーケターの方々から聞かれるようになりました。

テクノロジーが急速に進化している今だからこそ、デジタルとアナログを最適なバランスで掛け合わせた戦略の構築、施策の実行が求められています。すでに実践しているマーケターや、そうしたマーケターとともにマーケティングROIの最大化に取り組む支援企業のキーマンに、考え方や最新の取り組みを聞きました。