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デジタル偏重の落とし穴!?「×アナログ」の最適解を探せ

最前線をゆくデジタルマーケターに聞きました「今の施策で、本当に成果を出せていますか?」

デジタルテクノロジーを駆使して、お客さまとの関係性を向上させながら、ビジネス上の成果を追求しているマーケターの皆さん。近年の取り組みを聞くと、真にお客さまと向き合うマーケターこそ、「デジタル空間だけに閉じた」施策には問題意識を持っていることがわかりました。

VOICE 1

ブランドと顧客を理解し、マーケティングを実行できる人財が不足している。

日本ケンタッキー・フライド・チキン
CMO 執行役員 マーケティング部長
小山典孝氏

1990年日本ケンタッキー・フライド・チキン入社。営業、商品開発、経営企画を経験後、ピザハット事業部(当時)にてマーケティング部門へ。2014年KFCマーケティング部長。ブランド戦略、ナショナルキャンペーン企画、デジタル・CRM推進3部を統合した。2016年同執行役員へ。さらに商品開発部も統合。現在に至る。

【Q1】担当業務領域について

ブランド戦略、キャンペーン企画・調査・制作・PR、デジタルマーケティング企画、メディアバイイング、CRM運用、オンラインオーダー運用、数値分析および新商品開発。顧客にKFC商品の美味しさを伝え、購買きっかけをつくり出し、店頭へ誘引することすべてが担務領域です。

【Q2】昨今の課題

ブランドと顧客を理解し、マーケティングを実行できる人財が少ないことが最大の課題です。デジタル領域の商品やサービスは次々と開発されますが、自社の課題解決のために必要なことを取捨選択する能力と、やると決めたら社内関連部署と取引先を巻き込んで遂行するコンダクト能力が求められます。

【Q3】「デジタルとアナログの連携・融合」について

KFCは、店舗で商品を購入していただかなければ売上が成り立ちません。ECビジネスとは違い、リアル店舗への来店を促すことが必須です。各チャネルの活動を完成させ、マルチチャネルを形成した上で、理想の顧客が辿る道(カスタマージャーニー)を主軸としたオムニチャネルのフェアウェイを整備し続けることが大切だと考えています …

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デジタル偏重の落とし穴!?「×アナログ」の最適解を探せ

デジタルマーケティングの推進は、多くの企業にとって重要なミッションです。しかし、消費者の日々の行動はオンライン/オフラインを自由に行き来するのが当たり前で、企業・ブランドとの接点もマス・デジタル・リアルと多様です。こうした中、「デジタル施策だけでは、企業・ブランドの成長はやがて頭打ちになるのではないか」という問題意識が、デジタルマーケターの方々から聞かれるようになりました。

テクノロジーが急速に進化している今だからこそ、デジタルとアナログを最適なバランスで掛け合わせた戦略の構築、施策の実行が求められています。すでに実践しているマーケターや、そうしたマーケターとともにマーケティングROIの最大化に取り組む支援企業のキーマンに、考え方や最新の取り組みを聞きました。