創刊900号を迎えるにあたり、改めまして読者の皆さま並びに、月刊『宣伝会議』にご協力をいただいております皆さまにはこの場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
デジタルが浸透した現代において、企業活動はもとより、生活者の情報を得る接点は想像を超えるものとなり、それらにより思考、行動は多角化しています。過去におけるマーケティング活動の考え方では、生活者との間に、大きな差異が生まれていると、様々な立場の方々が感じていると思われます。
こうした環境の下、従来からワントゥワンマーケティング(個別対応)が求めていた高度な技術が日々革新進化され、整い始めた背景を考えると同時に、それだけに限らず別の視点も模索する必要が出てきています。
技術進化に集中するばかりでなく ...