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熊本地震 避難所で新聞の正確性が再認識

公開日:2016年7月21日

熊本日日新聞、全社挙げ発行継続

​熊本地震は、熊本県益城町で震度7の​揺れを2度も記録する前例のない災害と​なった。4月14日から発生した震度1以​上の揺れは1000回を優に超えた。震災発生​直後から、地元の熊本日日新聞社は全社​を挙げて紙面の発行継続に取り組んだ。​4月16日午前1時25分ごろの地震で、​同日付朝刊を印刷中の輪転機が自動停止​した。輪転機の復旧が危ぶまれたため、​西日本新聞社(福岡県)との災害援助協​定に基づき委託印刷を申し入れたという。​8ページの紙面データを西日本新聞に送​信した後、自社の輪転機が一部復旧でき​たことで、午前4時過ぎから印刷を再開。​通常よりも4時間以上遅れて印刷を完了​し、新聞を配達した。​

4月15、16の両日には、それぞれ2​ページ建て1万部、4ページ建て2万部の​号外を発行。安否や被害の状況、ライフ​ラインに関する情報を盛り込み、避難所​などで配布した。避難所では新聞、号外​が食い入るように読まれていたという。

生活情報に高い評価​ 部横断で多面的検証へ

震災から3カ月が経った。熊本日日は震​災直後から被害と生活の両情報の提供に​力を注ぎ...​

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