寝て、食べて、触って コアラの「感覚で伝える」広報

公開日:2026年4月01日

  • コアラ

2015年にオーストラリアで誕生した寝具・家具ブランド「コアラ」は、商品を体験してもらう広報を展開。店舗には、プライベート空間で商品を体験できるブースを期間限定で設置し、カフェでは特別メニューを提供。メディア向けにマットレスで寝るツアーを実施するなど、メディアを通して「睡眠の質」の重要性を発信している。

3畳ほどの空間に置かれたソファーベッド。ロールスクリーンを下ろし、VRヘッドセットを着けるとオーストラリアの広大な風景が広がり、東京の街なかだとは忘れそうになる。昨年7月にオープンした青山ストアには、今年3月末までの1か月半、製品を1時間体験して仮眠や休息ができる...

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ストーリーをつむぐメディアリレーション

企業が社会と向き合ううえで、メディアとの関係は今も重要な接点のひとつです。しかし、メディア環境が大きく変化するなかで、単に取材を獲得することだけでは、広報活動の価値を十分に捉えることはできなくなりつつあります。ニュースはどのように生まれ、どのような文脈の中で記事として形づくられていくのでしょうか。企業が発信する情報と、メディアが伝えるストーリー。その接点にあるのがメディアリレーションです。広報活動において、取材の実現は大切な成果です。しかし、それはゴールではありません。露出に至るまでの情報設計、記事化の過程、そして露出の後に続く関係。こうした一連のコミュニケーションの積み重ねが、企業と社会の関係を形づくっていきます。そこで本特集では、「ストーリーをつむぐ メディアリレーション」をテーマに、寄稿やインタビュー、事例を通して、メディアとの関係をコミュニケーション全体のプロセスとして捉える視点を提示します。

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