同じ釜の飯を食べる「おなかま制度」Dashi Corporationのおいしい施策

公開日:2026年7月08日

  • 品田歩氏、水野勉氏(Dashi Corporation)

食品メーカーなどに素材や原料を卸すDashi Corporationは、上意下達の古い体質で、社員が個々に働いていた雰囲気を一新すべく、社内コミュニケーションを展開している。2026年5月に始めたばかりの「おなかま制度」で「同じ釜の飯を食う」を体現した同社に、社内の変化を聞いた。

主に業務用にかつお節エキスやだしを販売しているDashi Corporation(ダシ・コーポレーション)。社名だけを見ると新しい会社のような印象を受けるが、50年前から、市販のめんつゆの原料などをメーカーに卸している。また、大手外食チェーンなどにもだしの原料を提供する「黒衣」として、あらゆる商品やサービスを支えている。創業は1971年で、天然系調味料の商品開発と販売を主たる業務としてスタートした。1974年に「イズミ食品」として法人化し、生産量が全国1位である鹿児島県・枕崎産のかつお節を使った超高濃度エキスなどを展開してきた。2020年に現在の水野勉社長が就任し、設立から50年の節目である2024年に、現在の社名「Dashi Corporation」となった。

古い体質からの脱却

「上司には意見が言いにくい、気軽に話すことは難しい雰囲気でした」と振り返るのは、人事部課長代理の品田歩氏。昭和の古い体質が残る雰囲気で、社内で交流したり、気軽に話したりできるような状況ではなかったという。同じ課題は、品田氏よりも後に入社した水野氏も感じていた。どの社員も昼食時は1人で店...

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