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BtoB 新コミュニケーション

建設現場の中を見せることで伝える「技術は活かしつつも人が大事」という姿勢

清水建設が7月に開設したオウンドメディア『Shimz Human & Tech Magazine ヒトワザ!』。デジタル化でより効率的かつ安全に作業が行われている現場の様子が伝わってくるが、広報担当者はこうも語る。「機械任せではなく、人と技術のいい関係が伝えたかった」と。

進行中のプロジェクトの“中”を見せるサイト
ヒトワザ!のトップ画面。現在は、関わっている「虎ノ門・麻布台プロジェクト」の建設業務に関するコンセプトムービーや従業員へのインタビュー記事が見られる。

DATA
コーポレート・コミュニケーション部 22人
従業員数 清水建設1万494人(2021年3月31日時点)

    キーワード

    #建設業 #DX #社内コミュニケーション #オウンドメディア #CM

現在、清水建設がかかわっている「虎ノ門・麻布台プロジェクト」。これは、虎ノ門、麻布台を横断する約8.1haの敷地内にホテル、オフィス、商業施設などを併設した超高層ビルを建設する大規模再開発だ。2023年の完成予定。そして、このビルの建設現場の様子を記事や動画で紹介するのが、同社のオウンドメディア「Shimz Human & Tech Magazine ヒトワザ!(以下、ヒトワザ)」だ。

本サイトは2021年7月に開設されたわけだが、同社コーポレート・コミュニケーション部長の宮田幹士氏によると、サイト立ち上げの背景として、中期デジタル戦略2020年があった。そこでは、同社が今後目指す姿として「デジタルゼネコン」という言葉が掲げられた。そして、その達成への道筋をコンセプト化して、分かりやすくしたのが2021年7月に発表したデジタル化コンセプトだ(図1)

図1
2020年に策定した中期デジタル戦略2020「Shimz デジタルゼネコン」。その推進のため、戦略の構成要素をコンセプト化し、2021年7月に発表したのがこの図だ。

出所/清水建設

道筋は以下の3つ。それが「ものづくりを支えるデジタル」「ものづくりをデジタルで」「デジタルな空間・サービスを提供」だ。そのうち2つ目の「ものづくりをデジタルで」の一環で、デジタル化進む建設現場の様子を主体にPRするヒトワザが生まれたのだ。

技術だけでなく、“人”を描く

記事や動画制作で意識したポイントとして、デジタル化が進む建設現場の様子のみならず、デジタル化“だけでない”視点を盛り込んだ点だという。建設現場は一見すると“泥臭い”イメージだが、「むしろそういった現場こそ、今、非常にデジタル化が...

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社会における存在価値を、実際の取り組み内容とビジョンをもとに語っていく。ステークホルダーから選ばれ続けるために、こうした視点が欠かせなくなってきています。社会課題の解決に対して関心や共感が集まる流れは、一般への認知が低い製品・サービスを扱うBtoB企業にとってチャンスでもあります。複雑な技術や商品の訴求にとどまるのではなく、ステークホルダーが関心を寄せる、社会における価値を可視化していく動きをレポートします。

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