前回調査からランクは3位に上昇。コロナで社内コミュニケ―ションの取り方が変わった上、働き方も多様化。従業員エンゲージメント維持への工夫が見て取れた。
エンゲージメント向上に注力 ランキングは3位へ上昇
コロナで従業員エンゲージメントの維持・向上に新しい在り方が求められた。背景には、在宅勤務の常態化により社内の“何気ない”会話の機会の喪失や、副業、ジョブ型など働き方の多様化が挙げられる。しかし、トップの力強いメッセージをタイムリーに動画で届けるなど、優れたエンゲージメント施策が数多く見受けられた1年だった。
広報担当者の声(アンケートから)
●ツール活用し、従来業務の時短を実現
新聞掲載などの情報を社員へ素早く展開するためのチャットを新しく立ち上げた。メールでの共有からチャットにすることで、新聞掲載だけの情報をまとめることができたので、社員からの問い合わせも減った(セレンディップ・ホールディングス 人事企画部 渡部麻奈美さん)
●コロナで交流の希薄化を懸念
コロナ禍でリモートワークも増えたり、気軽な出張が減ったなど、コミュニケーションが希薄になったり、会社への理解が不足する事が懸念されている。オンライン社内報をうまく使って、5000人以上いる従業員が会社を知って、好意が持てる記事を継続して投稿していきたいと思う(ベイクルーズ Corporate PR 菅 悦子さん)
●社内情報をサイトに集約し、業務支援
対外広報活動の認知向上や社内共有のために、社内サイトを立ち上げており、こちらにすべてを掲載するという作業を行っている。成功事例、失敗事例を共有できることで、営業活動へのサポート、整備・修理技術工場に寄与していく(アクティオ広報部 上席執行役員広報部長 進 浩さん)
●広報がプロジェクトに積極的に関与し、リリース配信に尽力
精力的に社内プロジェクトに参画し、成果をリリースすることに尽力した。例えば...