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テレビ東京 大特集

「トレンドたまご」統括デスク 取材決定までの裏側を公開

  • 浅岡基靖(テレビ東京 報道局 ニュースセンター ニュースデスク トレたま統括)

WBSの終盤に毎日放送している「トレンドたまご(通称トレたま)」。このコーナーを長年担当し、ニュースデスクも兼務する浅岡基靖氏に「トレたま」選定のポイントから取材実現の経緯まで、質問をぶつけた。

Q1 「トレたま」はどんなコーナー?

20年間にわたり「たまご」を発掘

トレンドたまごは、新製品・新サービスの「たまご」を体験レポートするコーナーで、毎日放送し続けて今年で20周年を迎えます。私は通算6~7年はデスクとして携わってきました。

最近では「"絶対"に曇らないゴーグル」や「全自動"雑草"踏みつけロボ」などを取り上げました。中でも秀逸だったのが、2017年の「トレたま年間大賞」に選んだ「液体のようになる砂」。トレたまに何度か出ていただいている研究者の的場やすしさんが開発したもので、空気を入れて攪拌すると液体のようになる「流動床」という現象を利用した砂です。

特に用途は決まっていない「たまご」だったので、スタッフやキャスターたちとアイデアを出し合い、カヌーに乗っているような画づくりをしました。可能性があるものは、撮影中にもどんどん面白くなっていくんです。

また、放送中にSNSでコメントをしてくれる方も多いので、視聴者も一緒になって応援できるような番組づくりを心がけています。「もっとこうしたらいいんじゃないか」とか、「これはダメじゃないか」とか、いろいろな意見が出てくるのが「トレたま」の良さです。

Q2 「トレたま」のネタの探し方は?

投稿フォームからの採用率が一番

番組HPにある投稿フォームに送ってきてくださる方の採用率が一番高いです。番組宛に送っていただくリリースは年間6万件以上ありますが、フォームの情報はダイレクトにトレたま担当に来るので目に留まりやすいですね。

最近は他局でも似たようなコーナーが増えてきたので、よそで扱っていないものを探すのが大変です。そのため「まだまだ途中の、発表する前段階なんですけど」という情報をいただけるのはありがたいです。たまごのコーナーなので失敗したって構わないし、先出しさせていただけることに価値があります。

とはいえ、「たまご」だけにアピールしにくい部分はあるかと思います。中にはスマホで撮った動画をYouTubeにアップしている方もいて、撮影のイメージがわくので取材してみたくなります …

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「広報会議の読者が取材されたいメディア」といえば、テレビ東京の経済ニュース番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』。その影響力は絶大で、広報担当者の間では「WBS砲」という造語も存在するほど。他にも『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』といった人気番組を多数擁する、テレ東の番組づくりの裏側とは?今回は各番組プロデューサーらに密着。制作・取材の裏側を大解剖します。

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