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「働き方改革」で変わる 社員向け広報の役割

「不祥事を忘れてはいけない」明治安田生命、従業員が主役の「四方よし」実現へ

明治安田生命では4月から、中期経営計画と新たな経営理念、企業ビジョンがスタートした。ビジョンではお客さまや地域社会とともに、「働く仲間」との絆を重視すると宣言。行政処分からの信頼回復を目指し、2006年度から続く小集団活動も刷新している。

4月には役員が全国の支社・法人部を含む全組織を回り、新たな経営理念などを共有する「ビジョンミーティング」を計170回以上実施。その際に配られた「MYイノベーションBOOK」「Kizuna Book」。

6月1日、東京都内に明治安田生命の役員・本社部長などと従業員ら340人が集まる研修会が開かれた。4月に刷新した経営理念や企業ビジョンについて根岸秋男社長から説明したのち、「理念を従業員にどのように浸透させるか?」というテーマでグループワークが繰り広げられた。現場にはテレビ東京『ワールドビジネスサテライト』などのカメラが入り、その模様は当日放映されている。

4月に同社は新たな中期経営計画を発表しており、広報部内にブランド戦略推進室を設置するなど企業ビジョン実現のためのプロジェクトを推進している。その根底には、2005年の保険金不払いに関する二度にわたる行政処分を忘れてはならないという"教訓" がある。

「行政処分から10年以上が経過し、当時の出来事を知らない従業員も増えています。だからこそ、トップが伝道師となり、入社式では必ず行政処分に関する話をします。トップが取材を受ける際には聞かれなくとも、過去の行政処分の話から切り出します。社内報で特集を組んだり、職員全員が参加する社内イントラを使った研修でも年2回『二度と繰り返してはいけない』と伝え続けています」と同社理事広報部長の石田雅明氏は明かす ...

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