システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

「働き方改革」で変わる 社員向け広報の役割

ITブラック企業から「従業員ファースト」企業へ SCSKの社内広報戦略

長時間労働が蔓延するIT業界で、2012年から働き方改革を進めてきたSCSK。成功例として、近年はテレビ・新聞などの取材を受ける機会も増えている。その裏にはトップメッセージの継続的な発信や、経営企画・人事・広報の連携があった。

社内報でも外部評価の成果を共有。「人を活かす会社」調査のほか、経産省の「なでしこ銘柄」「健康経営銘柄」など。

2017年3月、厚生労働省は第1回「働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」を選出した。ディスコ(東京・大田)、河合電器製作所(名古屋市)とともに最優秀賞に選出されたのがITサービス企業のSCSK(東京・江東)だ。2011年に住商情報システムとCSKの合併により誕生した業界第5位の企業で、住友商事出身でトップに就いた中井戸信英氏(当時)の指揮のもと合併直後から「働き方改革」を進めている。

動きが本格化したのは2013年で、「スマートワーク・チャレンジ20」と銘打ち、残業時間の削減や有給休暇の取得を推進してきた。その結果、2008年度には月平均35.3時間だった残業時間が2016年度は17.8時間まで減るなど、一定の成果を収めている。

その動きはマスコミの注目も集めている。日本経済新聞社が毎年実施している「人を活かす会社」調査の総合ランキングで2013年に2位となったのち、日経新聞など主要紙のトップインタビューや2014年にNHKの情報番組『サキどり↑』で取り上げられたのを契機に広報部では報道対応の機会も増えた。その依頼件数は年間で約60件に及ぶ(2016年度実績) ...

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事をシェア

この記事が含まれる特集

「働き方改革」で変わる 社員向け広報の役割

国をあげて取り組む「働き方改革」の動きとともに、企業内コミュニケーションのあり方も変化しています。従来、広報関連部門が担ってきた社内広報活動もときには人事部門との連携が求められる場面も増えてきました。今回の特集では先進企業の実例とともに、「働き方改革」時代の社内コミュニケーションのあり方を考えていきます。

記事一覧

MEET US ON