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BtoB広報の実践

無名企業がメディアに取り上げられるには?「一方枠」の認識を

数多のリリースが飛び交う中で一般認知度の低い企業がメディアに載るための「ネタ」のつくり方とは?BtoB領域の中小企業として、いち早く広報活動を実践してきた東邦レオの熊原淳氏に聞いた。

Q1 認知度が低いBtoB企業です。メディアに取り上げてもらう方法はありますか。

そもそも新聞などメディアの多くは、企業個々の取り組みよりも「世の中のトレンドを論じる」記事を書きたいと考えています。企業の事例はあくまでトレンドのモデルケースとして紹介される、この前提を踏まえる必要があります。

その上で記事のモデルケースとなる事例には、トレンドに沿った取り組みを紹介する「王道枠」と、あえてトレンドの逆をいく事例に触れる「一方枠」があることを認識しましょう。この「一方枠」を狙ってネタを提供することで、認知の低い企業でもメディアに取り上げられる可能性は十分にあります。

具体的にはまず、世間が関心を持っている「トレンド」や「キーワード」に関連した、自社の取り組みを精査します。それについて自社が業界のトップを走っているか、それ以外かを定めてください。例えば、東邦レオは「都市緑化」においては業界のトップを走っているため、自社の取り組みや実例を通じて「緑化」の先端トレンドを語れば、メディアが取り上げやすくなります。しかしそれ以外の場合には視点をずらし、トレンドに逆行する取り組みなどを紹介することが重要です。

一例として、以前記者の方から「働き方改革を...

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BtoB広報の実践

企業が提供する価値や目指す方向性を、社内外のステークホルダーに対して広く正しく伝え、支持を得ていく。こうした広報活動が、BtoB事業をメインとする企業においても重要になっています。その背景には、サステナビリティへの意識の高まりがあり、企業の信頼度を高めるコミュニケーションが欠かせなくなっています。しかし、複雑で専門性の高い事業を扱う企業にとって、その情報発信は容易なことではありません。どのような切り口や手法が考えられるのでしょうか。広報事例を紹介するほか、広報担当者の疑問に専門家がアドバイスします。

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