「世界のティーカンパニー」を目指す伊藤園は、「お~いお茶」のMLB/MLB東京シリーズ/LAドジャース契約発表におけるPRイベントを1月に実施し、国内のみならず海外からも注目を集めた。イベントの狙いと同社のメディアリレーションに対する考えについて聞いた。
伊藤園が展開する無糖緑茶飲料ブランド「お~いお茶」は、2025年1月21日に、PRイベント『「お~いお茶」×大谷翔平選手新PROJECTMLB/MLB東京シリーズ/LAドジャースとの新契約発表会-』を開催した。
イベントでは、「お~いお茶」が2025年からメジャーリーグ・ベースボール(MLB)およびロサンゼルス・ドジャース(LA ドジャース)とのパートナーシップを契約した旨を発表したほか、グローバルアンバサダーである大谷翔平選手の広告における新ビジュアルのお披露目、新キャンペーンの告知などを行った。記者を招いてのオフラインでの開催に加え、YouTube、X(旧Twitter)などでのオンラインライブ配信で日米同時中継を行った。

伊藤園は2025年1月に東京都内にて、『「お~いお茶」×大谷翔平選手新PROJECT-MLB/MLB東京シリーズ/LAドジャースとの新契約発表会-』を実施した。
世界での認知拡大を目指す
2024年に35周年を迎えた伊藤園の主力ブランドである「お~いお茶」は、2001年にニューヨークに現地法人を立ち上げて以降、アメリカをはじめとするグローバルへの展開を本格化させた。
広報部で副部長を務める古川正昭氏は、1月に開催した『「お~いお茶」×大谷翔平選手新PROJECT-MLB/MLB東京シリーズ/LAドジャースとの新契約発表会-』における発表は、このグローバル進出をさらに加速することが狙いだという。
「『お~いお茶』は日本では多くの人に知っていただいていますが、海外で...