弘前大学の医学部保健学科・心理支援科学科・大学院保健学研究科の広報活動は、国際的なPRネットワーク「IPRN(International Public Relations Network)」の年次総会にて、「イベント・アクティベーション部門」の年間最優秀賞を受賞した。IPRNの年次アワードは、世界30カ国・100都市以上の加盟メンバーが優れたPR事例を持ち寄り、相互評価と投票によって選出する。日本の事例が年間最優秀賞に選ばれたのは初のことだった。本事例は、津軽弁「あずましい」(心地よい・安心できる)をキーワードに据えた発信や、ゆるキャラによる広報活動などを、学生への広報自体の教育と合わせて行った点が世界各国で活用・応用可能であり、自律的、かつ持続可能性が高いと評価された。
IPRN年次総会「イベント・アクティベーション部門」年間最優秀賞の受賞を受けて、同学は7月10日に受賞報告会を開催。メディアにも取り上げられた。
保健学研究科が広報に挑む理由
本取り組みを主導したのは、保健学研究科の教授であり、同科の広報委員長を務める冨澤登志子氏。同氏は2023年度に広報担当に就任。広報について考えるなかで、弘前大学の認知度に...


