メディアに聞いた!取材したくなるプレスリリースの秘訣

公開日:2026年3月31日

「取材しよう」とメディアが動くとき、どんな言葉やきっかけがあるのだろうか。日々の大量に届くプレスリリースの中からメディアの目に留まり、取材や掲載につながったものには何が書かれていたのか、メディア各社の編集者に聞きました。

    Q.

    ① プレスリリースのレイアウトや文言、広報担当者の言葉など、どんな要素が掲載につながりましたか。
    ② レイアウトや記事の書き方、扱いの大きさなどにどう影響しましたか。SNSの連携はありましたか。
    ③ 掲載後の反響や企業広報との連携の変化などはありましたか。

よんチャンTV(MBS毎日放送)

① 視覚情報を重視

名古屋発でグルメにかかわる調理器具を調べていた今年1月、愛知ドビーさんの「バーミキュラ ユキヒラ」という商品が気になりました。ネットで見つけたグッドデザイン賞のリリースに引かれ、決め手は「写真」でした。テレビメディアなのでとにかく「視覚的なインパクト」を求めます。いいサービスでもいい商品でも、「視覚的」にわかりにくければスルーしてしまいますが、リリースのスタイリッシュ、かつ、おいしそうな鍋の写真が視覚的に引っ掛かり、調べ、機能や歴史などが情報として面白いと思い、採用に至りました。

② リリース文言を採用することも

調理シーンを別撮りしての差し込みなど「視覚的」に“おいしそう”に調理できる点を意識しました。今回に限った話ではありませんが、番組のナレーションにもリリースの文言を参考にさせていただくことがあります。サービスや商品を一番理解している方が書かれる言葉なので、誰もがわかりやすく、イメージしやすい言葉になっているからです。...

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ストーリーをつむぐメディアリレーション

企業が社会と向き合ううえで、メディアとの関係は今も重要な接点のひとつです。しかし、メディア環境が大きく変化するなかで、単に取材を獲得することだけでは、広報活動の価値を十分に捉えることはできなくなりつつあります。ニュースはどのように生まれ、どのような文脈の中で記事として形づくられていくのでしょうか。企業が発信する情報と、メディアが伝えるストーリー。その接点にあるのがメディアリレーションです。広報活動において、取材の実現は大切な成果です。しかし、それはゴールではありません。露出に至るまでの情報設計、記事化の過程、そして露出の後に続く関係。こうした一連のコミュニケーションの積み重ねが、企業と社会の関係を形づくっていきます。そこで本特集では、「ストーリーをつむぐ メディアリレーション」をテーマに、寄稿やインタビュー、事例を通して、メディアとの関係をコミュニケーション全体のプロセスとして捉える視点を提示します。

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