この10年で数多くの施策でアピールしてきた小林市。近年ではふるさと納税と結び付けたクラウドファンディングも実施。市でがんばる全ての人をサポートできる体制を築いている。
過去4回の連載では、自治体PR動画ブームの火付け役となった「ンダモシタン小林」の成功背景や、方言を通じたシビックプライドの醸成、さらには「ハッシンコバヤシ!!」で展開している市民参加型のインナープロモーション、著名な大使とのコラボによるアウター施策など、小林市が過去10年間歩んできた情報発信のカタチを紹介してきました。最終回となる今回は、地域のプレイヤー自らの挑戦を後押しする事例を紹介します。
吉野北人の小林愛が形に
小林市のシティプロモーションにおける組織体制には一つの大きな特徴があります。それは、「シティプロモーション」と「ふるさと納税」を一箇所(地方創生課・プロモーショングループ)で所管している点です。この両機能を連結させてプロモーションを展開し、戦略的な舵取りができるメリットは非常に大きいものがあります。
というのも、ふるさと納税は今や寄附額1兆円、寄附者1000万人(控除適用者数)を超える巨大なマーケットに成長しています。返礼品などを通して地方の魅力を全国の...

