企業の課題や目的に応じて工夫を施す 社内コミュニケーションを支えるオフィス戦略

公開日:2025年6月30日

    「オフィス」はただの働く場所にとどまらない。企業の方針を伝え、人をつなぎ、時にはアイデアの源にもなる。そんな多面的なオフィス活用を実践する4つの企業事例から、社内コミュニケーションを生む空間戦略を読み解く。

    CASE 01 MIXI
    集中できる作業環境を整備 従業員のパフォーマンス向上を支援

    MIXIは2024年3月に、本社の一部リニューアルを完了した。従来のオフィスに“個人の業務への集中”のための「DEEP ZONE」と社内コミュニケーションを促す「ファミレスブース」を新設。渋谷スクランブルスクエアに位置する本社で、“従業員にとってより快適な職場環境” を追求し、生産性の向上や新たなアイデアの創出を図っている。「DEEP ZONE」には、多様な業務に対応できる映像編集用モニターなどを設置。また「DEEP ZONE」の隣には会話禁止で静かに休息を取れる「REST ZONE」...

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    社内コミュニケーション 従業員の主体性を引き出し組織の力を高める

    組織で働く一人ひとりが力を発揮できる環境をどう整えるか──。多様化・流動化する職場において、社内コミュニケーションは組織力を高める鍵となっています。本特集では、企業のビジョンや大切にしたい組織文化への共感を生む施策や、従業員同士のつながりを深める工夫など、実践的な取り組みを紹介します。社内報や社内集会といった定番の手法から、オフィス空間やAIの活用まで、幅広い事例を通じて、いま求められているコミュニケーションのかたちを探ります。

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