ビジョン浸透とエンゲージメント向上に効く「社内コミュニティ」

公開日:2025年6月30日

  • 黒田悠介氏(コミューン)

社内コミュニティは、社内報やイントラネットとは異なり、双方向のコミュニケーションをベースとします。部門や役職を超えオンラインで気軽な交流をすることを目的とした場であるため、新たな人間関係を育み、帰属意識や連帯感を醸成します。また自身の知識や経験を共有し感謝される経験は自己肯定感や成長実感に繋がり、業務のモチベーションも向上します。

従業員体験が向上すると、顧客に対して自発的に質の高いサービスを提供するようになり、結果的に顧客体験の向上にも繋がります。社内コミュニケーション施策は事業成果との結びつきに悩む声も多く聞かれますが、社内コミュニティはそのような課題に対するひとつの解となり得るのです()。

図 従業員...

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この記事が含まれる特集

社内コミュニケーション 従業員の主体性を引き出し組織の力を高める

組織で働く一人ひとりが力を発揮できる環境をどう整えるか──。多様化・流動化する職場において、社内コミュニケーションは組織力を高める鍵となっています。本特集では、企業のビジョンや大切にしたい組織文化への共感を生む施策や、従業員同士のつながりを深める工夫など、実践的な取り組みを紹介します。社内報や社内集会といった定番の手法から、オフィス空間やAIの活用まで、幅広い事例を通じて、いま求められているコミュニケーションのかたちを探ります。