ついにTikTok Shopが日本上陸 コンテンツと購買が融合する 次世代のショッピング体験

公開日:2025年9月05日

    2025年6月30日、ついに日本でもTikTok Shopがローンチした。動画を通じて認知を広げ、興味を喚起し、そのまま購買へと導く一連の流れを、すべてTikTokという一つのプラットフォーム上で完結できるこの仕組みは、企業のマーケティングや販促活動に新たな選択肢をもたらしている。これまで分断されていた “マーケティング” と “販促” の壁を乗り越える可能性を秘めたTikTok Shop。その構造的な強みと、日本市場ならではの活用の可能性について、TikTok Shop Japanゼネラルマネージャー・邱開洲氏と広告ソリューションを担当するTikTok for Business Japan執行役員・坂倉浩司氏に話を聞いた。

    動画視聴の延長で商品と出会うコンテンツプラットフォーム

    ─6月30日、ついにTikTok Shopが日本でもローンチしました。

    邱:TikTok Shopは、ショートムービープラットフォームであるTikTok内で商品の発見から購入までを完結できるEC機能です。ローンチするのは、グローバルで日本が17カ国目。これまでヨーロッパや東南アジアなど世界各地で展開をしてきましたが、日本の消費者はどのような購買行動をTikTok Shop上で行うのか、今から楽しみです。

    ─TikTok Shopは動画コンテンツプラットフォームの一面と、ECチャネルとしての一面があります。両者の特性が掛け合わさると、どのような体験提供が可能になるのでしょうか。

    邱:従来のECモールが「検索ベースの目的買い」であるのに対し、TikTok Shopは「コンテンツ視聴の延長で自然に商品と出会い、購入する」という体験を提供します。このように動画プラットフォームとしての特性とEC機能が掛け合わさることで、TikTok Shopならではの体験を提供します。

    坂倉:ユーザーは気になるアイテムを動画やLIVE配信の中で発見し、外部サイトに遷移することなくそのままワンタップで購入まで至ることができます。また、TikTok Shopでは、TikTok内の「おすすめ」フィードや検索、LIVE配信、ショップタブ※など、多様な接点から購買につなげられる点も大きな特長です。TikTokが持つ精度の高いレコメンドシステムによって、ユーザーの興味関心に合った商品を自然に、なおかつ最適な形で“レコメンド買い”...

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