スコープは、2024年に発足した販促創造研究所(以下、販促創研)を拠点に、生活者の買い物行動を継続的に観測している。物価高の長期化や異常気象、生成AIの浸透など、購買環境が大きく変わる現代。同社の調査をもとに、2026年に向けて売り場が備えるべき視点と、ショッパーインサイトの変化を読み解く。
物価高や異常気象、生成AIの普及など、2025年も生活者を取り巻く環境は変化しました。その中で、買い物は単なる「節約」や「効率」だけでは語れなくなっています。2026年に向け、売り場にはどのような役割が求められるのでしょうか。生活者の購買行動データと現場視点から、「買い続けたくなる販促」をつくる3つのトピックを読み解きます。
物価高が続く中、生活者の購買行動には変化が見られています。販促創研が定期実施している生活者の買物行動アンケートによると、2025年5月から11月にかけて、主食に対する割高感はやや落ち着きを見せた一方で、「セール狙い」や「まとめ買い」といった生活者の“自衛行動”はより顕著になりました(図1)。
図1 お米を購入するタイミングや方法の工夫
2025年5月から11月にかけて、お米を購入するタイミ...
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