物価高が常態化する中、生活者の購買行動は進化している。東芝デジタルソリューションズでは、電子レシートサービス「スマートレシート」から、データ活用の視点から、生活者による買い方の変化を継続的に分析してきた。日常的な食品カテゴリーに表れた変化から、2026年に向けたショッパーインサイトと、売り場が備えるべき役割を読み解く。
スマートレシートは東芝テックの登録商標です。
値上げが続き、家計の引き締めが避けられない状況にあっても、生活者は単なる節約だけを目的に買い物をしているわけではありません。そこには複数の欲求を同時に満たそうとする姿があります。
冷凍食材は生活価値向上につながる“賢い選択肢”へ
特に顕著だった変化のひとつが、食材購入における冷凍食品の存在感の高まりです。とりわけ大容量商品の購買が伸びており、相次ぐ値上げによる家計負担を抑えたいという生活者の意識があると考えられます。
また、冷凍技術の進化により、栄養価を保持したまま保存できる商品が増え、「生鮮食品よりも栄養価が高い」と評価されるケースも見られます。さらに、洗う・切るといった下処理が不要で、ゴミも出にくい点...


