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地域の課題を発見してマーケティングの観点から解決―愛媛大学 谷本貴之ゼミ

  • 愛媛大学 谷本貴之ゼミ
SEMINAR DATA
ゼミ名 谷本貴之ゼミ
設立 2010年(法文学部総合政策学科のゼミとして設立)
学生数 2年生:7名
3年生:8名
4年生:7名

愛媛大学 社会共創学部
谷本貴之 准教授

2007年、愛媛大学法文学部総合政策学科講師。2010年、同准教授。2016年より、社会共創学部産業マネジメント学科准教授。専攻はマーケティング論。地域ブランドの理論的研究や、その事例としての「日本ワイン」のブランド構築、また最近は食品製造業を中心とする中小企業のマーケティングについて研究を進めている。

地域の課題を発見してマーケティングの観点から解決

文理融合の学際的な学部として2016年4月に新設された「社会共創学部」。産業マネジメント学科では、地域産業や経済・情報に関する学びと実践を通し、地域産業の持続的な発展に寄与する人材を育成する。同学部で唯一マーケティング全般を学べるのが、谷本准教授のゼミだ。

「ソーシャルメディアやSNS、ECなどはそれぞれ専門とする先生がいらっしゃるので、私は分野を絞り込みすぎず、幅広く理論を学んだ上で、ゼミ生の興味に応じたテーマを設定できるようにしています。地域の課題を発見して、マーケティングの観点から解決方法を探るのが私たちの役割です」と話す。

配属は2年生の後期から。マーケティングの基礎を学ぶと共に、発表方法なども身に付ける。

また3年次には、全員で共通テーマを決めて、1年間を通してプロジェクトに取り組む。今年度のテーマは「愛媛県産アボカドのマーケティング戦略」。国内シェア2位を誇る同県のアボカドに高い付加価値をつけることで、認知度の向上と農業の発展につなげていくというものだ。

「先行事例として宮崎県のマンゴーに着目し行政などに話を聞いたり、県内のアボカド農家を訪ねたり、アボカドのレシピ開発を行ったり。学生の自主性を大切にしながら、幅広い観点でプロジェクトを進めています」と谷本准教授。同研究は研究費用の支援が受けられる学内の「学生による調査・研究プロジェクト(プロジェクトE)」にも採択され、10月にはヤ…

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