推し活の一環として商品・サービスを購入することで、自分の推しを応援する。こういった推し活文脈での「応援消費」は年々加速しており、そのパワーは計り知れない。様々なコラボ企画を担当してきたローソン マーケティング戦略本部の本間 晶氏に、推し活を意識した企画における「応援したい」のつくり方を聞いた。
推しとコラボしているから商品を買う、推しを広告に起用しているからサービスを利用する。こういった理由から生まれる消費は、従来から当然のように存在していたが、昨今はより顕著になってきたようにも見える。
それを背景に、企業としても推しと呼ばれるアーティストやアイドル、アニメ、キャラクターとのコラボを実施する事例が増加。「推し活文脈での応援消費」における市場は、日々拡大している。
応援対象が拡大し推し活の大衆化が進む
このような「推し活文脈の消費」の流れの中心で、様々な領域とのコラボを行ってきたのが、コンビニのローソンだ。最近では、アーティスト・Mrs. GREEN APPLEやアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』との企画を実施している。
同社 マーケティング戦略本部 デジタルマーケティング部 アシスタントマネジャーの本間 晶氏は...


