サイバーエージェント次世代生活研究所の松野みどり氏が「若者のショッパーインサイト」に焦点を当て、各社の実際の事例をもとに2026年のショッパーインサイトを解説。直近1年で見えた「超体験」「超トレンド」「超パーソナル」という3つの“買われ方の変化”を手がかりに、売り場で準備すべき打ち手についても考察する。
サイバーエージェントの次世代生活研究所は、若者を中心とした消費者インサイトを研究するシンクタンクとして、日々若者のトレンドや広告インサイトを追求しています。今回は「若者のショッパーインサイト」に焦点を当て、直近1年で見えた“買われ方の変化”から、次世代生活者の2026年のショッパーインサイト、そして売り場で備えるべきことを予測しました。なお本稿では、当研究所に所属する学生インターン30人が「実際に購買意欲をかき立てられたもの」として挙げた実際の事例をもとに考察していきます。
予測不能への渇望
商品の魅力を極端に演出
2026年の若者の購買意欲を捉えるキーワードの1つ目に「超体験(想定外の極端な体験)」を挙げたいと思います。SNSによる情報の最適化や生成AIの普及により、的確かつ効率的な情報収集が可能になりました。言い換えると、迷う手間を省きながら「無理をしない」日常を組み立てやすくなった...


