インバウンド消費の新しい選択肢として、注目を集めるリユース品。特にその中でも人気なカテゴリーが「中古ラグジュアリー」だ。日々、多くの訪日観光客でにぎわうブランドリユースのコメ兵は、インバウンド需要に対してどのような対策をしているのか。同社 営業企画統括部 マーケティング部 兼 広報部 部長の植木博充氏に話を聞いた。
コメ兵は訪日観光客をメインターゲットとして、2024年11月にビンテージ専門店「KOMEHYO VINTAGE TOKYO」(東京・表参道)を、2025年6月に「KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHI」(大阪・心斎橋)をオープンした。
日本のリユース品は質がよいと海外で評価されていることを背景に、訪日観光客が滞在中に気軽に購入できる中古ラグジュアリーの商品を提案する店舗だ。
KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHI
今年6月にオープンした新旗艦店「KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHI」。外装は日本のイメージカラーとして連想しやすいさくら色に配色し、店頭には豹をモチーフにしたイメージキャラクター「ヒョウさん」の看板人形を設置した。
ECと店内の二軸でインバウンド消費を生む
そんなコメ兵 営業企画統括部 マーケティング部 兼...


