ライオンが2014年から運営するオウンドメディア「Lidea」は、単なる生活情報サイトにとどまらず、ポイントプログラムとデータ活用を組み合わせたエンゲージメント基盤として進化を遂げてきた。11年目を迎える「Lidea」の今後の展望について、編集長の青嵜洋子氏に聞いた。
ライオンが2014年に立ち上げたオウンドメディア「Lidea」。サイトには「お洗濯」「お掃除」「キッチン」「オーラルケア」などのカテゴリがあり、各分野の専門家である同社社員が“暮らしのマイスター”として、生活情報を調査・研究して記事を作成している。
これまでに1000本以上のオリジナルコンテンツを配信し、日常的に訪れたくなる“生活情報の拠点”として成長を続けてきた。
「Lidea」のトップページ
ライオンの製品や技術を背景に、暮らしに役立つハウツー記事から、ユニークな企画まで幅広いコンテンツを発信している「Lidea」。専門知識を持つ暮らしのマイスターが記事を作成・監修し、確かな情報を届けることで、ユーザーの生活に寄り添い、毎日をより豊かに楽しんでほしいという願いが込められている。
オウンドメディアに導入した独自のポイントプログラム
そもそもLideaは、立ち上げ当初からデータ活用を前提に設計されているメディアだ。そのため、ユーザーの閲覧履歴や行動データを取得し、潜在ニーズを抽出する...

