着眼点・インサイトに “やられた”部門 選ばれたのは人間の感覚を揺さぶる企画 ターゲットのインサイトをどう落とし込むか

公開日:2026年4月30日

「着眼点・切り口」「生活者理解・インサイトの捉え方」「ターゲット設定」が優れているとして選ばれたキャンペーンは、参加したくなる仕掛け部門に次いで多い。ここではその中から、厳選した6事例を「着眼点・インサイトに“やられた”部門」として紹介していく。どんな切り口がマーケターの心に刺さったのか、どんなターゲット設定をしているキャンペーンが選ばれたのか、回答者のコメントとともに振り返る。

#着眼点・切り口 #生活者理解・インサイトの捉え方 #ターゲット設定

はじメまして、ギルティ炭酸です。

➤サントリービバレッジ&フード「ギルティ炭酸 NOPE」

2026年3月

サントリービバレッジ&フード(旧・サントリー食品インターナショナル)は2026年3月24日、炭酸ブランド「ギルティ炭酸NOPノープE」を発売した。着目したのは、後ろめたさを感じつつも、つい自分を甘やかしてしまう“ギルティ消費”の高まり。コンセプトを「現代人のストレスを溶かす、欲望のままに楽しむ“やみつき”ギルティ炭酸」と設定し、若者のストレス解消をテーマに掲げた。

同社にとって約14年ぶりの大型飲料ブランドということもあり、俳優の生田斗真と鈴鹿央士、お笑い芸人のアントニー(マテンロウ)を起用したCMやSNS、交通広告などフルメディアでのコミュニケーションを実施。そのほか店頭での棚獲得にも力を入れており、炭酸飲料の棚では見かけないブラックとマゼンタの配色や大型展開が話題に。その結果、発売1週間で出荷本数2000万本を突破した。

COMMENT

昨今の健康志向の裏をあえて突く商品コンセプトとキャッチーな“煽りコピー”で、...

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この記事が含まれる特集

現役マーケター53人の本音「やられた」と感じたキャンペーン大調査

日々、多くのキャンペーンが世に出ています。SNSで話題になるもの、タレント起用で注目を集めるもの、メディア露出の多いものなど、そのかたちは様々です。 マーケティング・販促に向き合っている皆さんは、毎日のようにローンチされるキャンペーンを、どう見ていますか。 マーケターが他社の施策に感心する背景には、着眼点の良さやインサイトの捉え方の確かさ、参加したくなる仕掛け、さらには話題化だけで終わらせず購買へとつなげる設計など、多様な切り口があるでしょう。 本特集では、現役マーケター53人に、自身が所属する企業が実施した施策以外で「うまい」、これは「やられた」と感じたキャンペーンを聞きました。同業者の評価を通して、いま人を動かすキャンペーンに共通するポイントを探ります。

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